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CLのアイコン

CLのアイコン_e0097970_2394914.jpg

【 CL:シャッターダイヤル周辺 】

 OLYMPUS E-M5 Mark II
 m.ZUIKO DIGITAL 60mm F2.8 Macro





CLの外観上、最も“らしい”部分でしょうか。
この機種の外観上のアイデンティティでありアイコンでもあります。

内臓の露出計の動作ともキチンと関係性を持たせられていて、ファインダーを覗いたまま絞り優先的にSSを可変することができ、モダンな操作性を感じます。
巻き上げる事でCdS受光部をマウントした腕(レバー)がシャッターの前に出てきて測光を開始。
シャッターダイヤルを回して指針を適正露出のポイントに合わせたらレリーズ。
なかなかシンプルかつ快適な感覚です。
露出計が生きていてくれたのは幸運でした。

SSの指標が真上ではなく、やや倒されているのにも意味があるようです。
60の文字がわざわざ色を変えてあるのにも意味があります。
シンプルでありながらも細部の其処此処に明確な意図や試行錯誤が感じられるのは、この時代の機材の持つ魅力のひとつです。
by M2_pict | 2015-12-05 00:01 | MZD 60mm F2.8 Macro | Comments(6)
Commented by harada at 2015-12-05 01:35 x
こんばんは。
 シャッターの指標が、、?  、、ねぇ。
 60 はシンクロ限界でしょうか?OMも60ですが、推奨は30。しかし色の変わり目は60と125でちょっと紛らわしいですね。
  大文字と小文字の社名のアンバランスさ、いいですね。どうして仲良しだったのか、大人の事情はしりませんが(当時子供だったので)。LEITZ OM なんてものもあったらいいのに。
 受光センサが動く? 内部機構も気になりますね。 傷も僅かでしょうか、綺麗ですね。
Commented by monopod at 2015-12-06 00:35
露出計、まだ使えましたか。そりゃナイスです^^
しかしこの頃の技術者はセンス良いですね、メカと向き合っている姿が見えてきますよ。
Commented by M2_pict at 2015-12-06 08:45
haradaさん、おはようございます。
60はシンクロですね。
数字と指標の距離もあり、分かっていないと少し微妙な感じ。
写真ではしっかり違う色も、実際にはもう少し褪せていて、違いは僅かです。

ライカ本を見渡すと、CLって鬼っ子のような扱いだと感じます。
ましてダブルネームの本機は、一部のレアアイテム家のおもちゃ、、、?
おかげで安価に楽しめるのですけどね。

内部機構はネットでも出ますけど、面白いのでそのうちウチでも。
外観状態はかなりきれいですが、コレクションされていただけでもなさそうなスレキズは普通にある個体です。
先の記事でも触れましたが、モルトが皆無なので、とてもきれいなんですよ。
Commented by M2_pict at 2015-12-06 08:48
monopodさん、これがまた動くんですよ、ちゃんと(^^

この頃はデザイナーが理屈コネて機能の忠実な僕と化してた時代ですから、その必死さは後世にも残る、ということかもしれませんw
ヒトの想いの反映という意味では、とても愚直に分かりやすい気がします。
勘違いや間違いも多いですが、それもまた楽し、です。
Commented by yy2828yy at 2015-12-06 19:14
いいなぁ...で、ほかのレンズも探しておられるでしょ?
いや、飽くまでもそれとなく、なにげなく...分りますよ、分ります!?
Commented by M2_pict at 2015-12-08 00:13
yy2828yyさん、いえ、まぁ、せっかくのレンジファインダーだから、、、と思わないでもありません(^^;
まぁ、ちょっと落ち着いていこうかというところです。
PEN-FTではありませんが、標準での楽しさも侮り難いのですよね。
(この場合、画角というよりキットというニュアンスが近いかもしれません)
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