私はコレで、、、
沼にはまりました(^^; どういう経緯で買ったのかもうさっぱり思い出せないのですが、学生の頃に新品で手に入れて以来幾度となくあった引っ越しの度に連れ出され、淘汰の波をくぐり抜け、しばらく「失くした」と思っていたら、「DSLR欲しいよぉ〜悶々!」としてた時にひょっこり出てきてくれました。
そうです、こいつがイケナイのです;汗
本のタイトルは“THIS IS THE OM SYSTEM”(オリンパスOMシステム・ブック-レンズ編)というもの。1986年12月発行の第四版で、いわゆるOLYMPUSのオフィシャル本です。
写真のように外箱はボロボロですが、私にとってはまさに教典とも言える大事な本なので、中身はとても綺麗です(^^;
総ページ210ページ、表示の題字は金の箔押しという豪華(?)なものですが、なにより凄いのはその中身でしょう。
大半のページがZUIKOレンズの紹介に割かれているのは当然だとしても、レンズのセレクトをひとつの軸として様々な企画が織り交ぜられていて、ZUIKOユーザーだけでなく、写真を愛する人に向けたバイブルのような神々しさです(^^
内容の全てをご紹介できるほど文才もなければ理解力もないので割愛いたしますが、もし見る機会ができた時は、流し読みでもご一読をお勧めしたい本です。
米谷美久氏の文はOMユーザー必見ですし、E-1等のプロモーションでも活躍の(^^)岩合氏のコーナーもあった事を再発見して驚いていた私です(笑
これがレンズ紹介のページで、ここではShift24mmF3.5が紹介されています。
こんな感じでレンズ1本(あるいは2本)を2ページに渡り紹介してあって、左側のページがそのレンズの成り立ちや使い方(丁寧です)、技術使用の紹介(解りやすい)等がなされ、右のページでは、そのレンズを使った作例(というには豪華)とコメントが、プロカメラマン(プロフィール付)の手によって行われています。
このページでは児島昭雄氏による作例で、氏はこの冊子の監修もされていたようです。
この写真は、ページがもげたのではなく、たぶん追補版のような形で出ていたと思われる Zuiko 90F2 Macro と Zoom 50-250F5の分です。それぞれ「新製品」と書かれています(^^
ここでのトピックは作例です。
故、木原和人氏によるものなのです。
氏についてはまたどこかで書く事もあるでしょうからここでは省略しますが、私が当時多大な影響を受けた写真家だった事は言うまでもありません。
氏は他に Reflex 500F8 のページでも、あの独特の作風を見せてくれています。
最後に、この本のあいさつ文の一部抜粋をご紹介。
OLYMPUSは今も昔も変わらないんだなぁと思いました。
“美と精緻の「眼」の開発をめざして”
映像とは、文字通り「映った像」のことです、それは、私たち人間の眼に映った像であり、レンズを通して映った像のことにほかなりません。、、、中略、、、カメラを手にして撮影に専念する人々の立場に立った、生きた論理の製品化。これこそ、オリンパスの企業理念です。これら一本一本のレンズが、現場においてまたそこにおもむくプロセスにおいて、最高の機動性を発揮しつつ、カメラマンの求める高質な映像の生け撮りを果たすことでしょう。
【おまけ】
Zuiko 90F2 Macro の新製品告知カタログ(?)。
どこかのカメラ屋で頂いて来たものだと記憶していますが、、、詳細は不明。
なぜかしっかり2枚持ってました(^^;
説明文の一部抜粋
、、、色の深み、ボケのやわらかさ、ピントの合った部分のシャープさ、映像の立体感。、、、とりわけ絞り解放での解像力は他のレンズを圧倒しています。、、、
とまで(笑
そうです、こいつがイケナイのです;汗
本のタイトルは“THIS IS THE OM SYSTEM”(オリンパスOMシステム・ブック-レンズ編)というもの。1986年12月発行の第四版で、いわゆるOLYMPUSのオフィシャル本です。
写真のように外箱はボロボロですが、私にとってはまさに教典とも言える大事な本なので、中身はとても綺麗です(^^;
総ページ210ページ、表示の題字は金の箔押しという豪華(?)なものですが、なにより凄いのはその中身でしょう。
大半のページがZUIKOレンズの紹介に割かれているのは当然だとしても、レンズのセレクトをひとつの軸として様々な企画が織り交ぜられていて、ZUIKOユーザーだけでなく、写真を愛する人に向けたバイブルのような神々しさです(^^
内容の全てをご紹介できるほど文才もなければ理解力もないので割愛いたしますが、もし見る機会ができた時は、流し読みでもご一読をお勧めしたい本です。
米谷美久氏の文はOMユーザー必見ですし、E-1等のプロモーションでも活躍の(^^)岩合氏のコーナーもあった事を再発見して驚いていた私です(笑
これがレンズ紹介のページで、ここではShift24mmF3.5が紹介されています。
こんな感じでレンズ1本(あるいは2本)を2ページに渡り紹介してあって、左側のページがそのレンズの成り立ちや使い方(丁寧です)、技術使用の紹介(解りやすい)等がなされ、右のページでは、そのレンズを使った作例(というには豪華)とコメントが、プロカメラマン(プロフィール付)の手によって行われています。
このページでは児島昭雄氏による作例で、氏はこの冊子の監修もされていたようです。
この写真は、ページがもげたのではなく、たぶん追補版のような形で出ていたと思われる Zuiko 90F2 Macro と Zoom 50-250F5の分です。それぞれ「新製品」と書かれています(^^
ここでのトピックは作例です。
故、木原和人氏によるものなのです。
氏についてはまたどこかで書く事もあるでしょうからここでは省略しますが、私が当時多大な影響を受けた写真家だった事は言うまでもありません。
氏は他に Reflex 500F8 のページでも、あの独特の作風を見せてくれています。
最後に、この本のあいさつ文の一部抜粋をご紹介。
OLYMPUSは今も昔も変わらないんだなぁと思いました。
“美と精緻の「眼」の開発をめざして”
映像とは、文字通り「映った像」のことです、それは、私たち人間の眼に映った像であり、レンズを通して映った像のことにほかなりません。、、、中略、、、カメラを手にして撮影に専念する人々の立場に立った、生きた論理の製品化。これこそ、オリンパスの企業理念です。これら一本一本のレンズが、現場においてまたそこにおもむくプロセスにおいて、最高の機動性を発揮しつつ、カメラマンの求める高質な映像の生け撮りを果たすことでしょう。
【おまけ】
Zuiko 90F2 Macro の新製品告知カタログ(?)。
どこかのカメラ屋で頂いて来たものだと記憶していますが、、、詳細は不明。
なぜかしっかり2枚持ってました(^^;
説明文の一部抜粋
、、、色の深み、ボケのやわらかさ、ピントの合った部分のシャープさ、映像の立体感。、、、とりわけ絞り解放での解像力は他のレンズを圧倒しています。、、、
とまで(笑
by M2_pict
| 2006-11-30 01:35
| OLYMPUS関連
|
Comments(2)
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by
yy2828yy at 2006-12-09 06:57
またしても・・懐かしい!
私はコレを2冊持っています(今、少し上向いています)!
OM-4を買うと、ハガキが付いていて、それを返送するとプレゼントされたものだったと記憶します。
OM-4と合せるように、充実したレンズラインアップあってこそ成り立った本であると思いました。
もう一冊あるのは、OLYMPUSのサービスの方にいただきました。暇だけある貧乏学生が、しょっちゅう訪れてはいいたいことをいって、そのくせ物欲しそうな顔をしていたんでしょう。たまったもんじゃなかったに違いありません。
既に持っていても嬉しかったです。バカな話ですが、余りに立派な本なので、開いて背に筋が入るのが怖かったのです。
カタログでも閲覧用も含めて必ず3部取る習慣は今なお抜けません。
私はコレを2冊持っています(今、少し上向いています)!
OM-4を買うと、ハガキが付いていて、それを返送するとプレゼントされたものだったと記憶します。
OM-4と合せるように、充実したレンズラインアップあってこそ成り立った本であると思いました。
もう一冊あるのは、OLYMPUSのサービスの方にいただきました。暇だけある貧乏学生が、しょっちゅう訪れてはいいたいことをいって、そのくせ物欲しそうな顔をしていたんでしょう。たまったもんじゃなかったに違いありません。
既に持っていても嬉しかったです。バカな話ですが、余りに立派な本なので、開いて背に筋が入るのが怖かったのです。
カタログでも閲覧用も含めて必ず3部取る習慣は今なお抜けません。
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by
M2_pict at 2006-12-09 11:12
あっ、上向かれてしまった、くやしいかも(^^;
コレはレンズ編でしたが、続刊はあったんでしょうか?
そうですか、これはプレゼントだったんですね、OM-4の。すっかり忘れていました。
一眼を買うにあたって、当時の私は半年ほどアレコレ勉強して(カタログを読みあさって?)最終的にOM-4とズイコーレンズ群にベタ惚れして購入を決意した記憶があります(時間かけすぎ?)。
そして当時のオリンパスステーションで35DCの取扱説明書のコピーを頂いたりして、オリンパスのサービスの丁寧さに感動した事も(^^
年に数度は訪れてましたから、お会いした事もあったかもしれませんね。
ちなみにこの本、今も横になって読む事ができず、かつ本を押し広げる事がどうしてもできない数少ない本のひとつです(^^;
コレはレンズ編でしたが、続刊はあったんでしょうか?
そうですか、これはプレゼントだったんですね、OM-4の。すっかり忘れていました。
一眼を買うにあたって、当時の私は半年ほどアレコレ勉強して(カタログを読みあさって?)最終的にOM-4とズイコーレンズ群にベタ惚れして購入を決意した記憶があります(時間かけすぎ?)。
そして当時のオリンパスステーションで35DCの取扱説明書のコピーを頂いたりして、オリンパスのサービスの丁寧さに感動した事も(^^
年に数度は訪れてましたから、お会いした事もあったかもしれませんね。
ちなみにこの本、今も横になって読む事ができず、かつ本を押し広げる事がどうしてもできない数少ない本のひとつです(^^;